クレーン(Crane、起重機)
クレーンとは荷を動力を用いて吊り上げ、水平に運搬することを目的とする機械です。人力によるクレーンは紀元前450年頃のギリシアで利用されていたといわれ、日本でも867年の東大寺大仏修復作業において利用されたことが文献に記されています。1952年に石川島コーリング社がローレンを販売し、1953年には神戸製鋼が国産第一号のトラッククレーンを開発した。またこの時期から多田野鉄工所が油圧式のトラッククレーンを開発し、性能を大きく向上させました。
クレーンの種類
不整地走行が出来る3軸以上の走行用台車に独立した運転席とクレーンを架装したオールテレーンクレーン(オルタークレーン)、不整地走行が可能で走行と操縦を1つの運転席から行うラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)、仮設揚重機とも呼ばれるタワークレーン、クローラー(履帯)を備え地盤が柔らかい場所でも利用できるクローラークレーンなどで分類しています。
取扱いメーカー別では国産メーカーのタダノ(TADANO)、カトウ(KATO)、日立建機、コベルコ建機以外にも海外メーカーのリープヘル、テレックスなどの中古クレーンも販売されています。
中古クレーンは輸出需要も高い
マスカスで販売されている中古油圧クレーンは日本国内での需要も高いですが、発展途上にあるベトナム、バングラディシュ、パキスタンなどのアジア諸国、またエジプトやタンザニア等のアフリカ諸国などインフラ整備の必要がある国々からの需要も高くなっています。日本国内では再販が難しいような機械でも今までの人力に頼る途上国の建設現場にとっては大切な労働力として利用されています。特に日本で販売されている建設機械は行き届いたメンテナンスおよび使用時間の少なさから信頼性が高く大変人気があります。日本国内で1980年~90年代にかけて販売されていた機械への問い合わせも海外からとても多く入ります。タダノの中古クレーン(TR350、GR250、コベルコ建機の中古クレーン(RK250、RK450、日立建機の中古クレーン(Kh280等は年式の古い機械でも高額で取引されています。
オークション出品クレーンもマスカスで検索
近年日本国内だけでなく世界中で中古クレーンの販売・購入方法としてオークションが広く利用されています。マスカスにもリッチーブラザーズ、IronPlanet等のオークションからクレーンが掲載されていますので、マスカスで検索すれば多数のオークション出品情報が得られます。また、オークションカレンダーには世界中の建設機械オークション日程が掲載されています。
欲しい中古クレーン情報を逃さない
マスカスには毎日新しい中古クレーンが掲載されていますので、定期的にマスカスを訪問ください。また、「新規出品機械情報」をメールで受け取る事も出来ますのでそちらも併せてご利用いただけると、お探しの中古クレーン情報を見逃す事がありません。
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